襖の下地の種類とは

query_builder 2024/01/21
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「破れた襖を取り替えたい」「襖をリメイクしたい」などの理由で、襖紙の張替えを検討する方も多いのではないでしょうか。
和室をシンプルにも華やかにも演出できる襖は、下地の違いによって分類することができます。
この記事では、襖の下地の種類について解説いたします。
▼襖の下地の種類
■和襖
木製の周囲カマチと縦3本・横11本の中子で、障子のように組んだ骨地に下張紙・胴張紙を張った襖下地です。
胴張紙は筋状の紙繊維が入っている頑丈な紙であり、シワや破れやすさを防ぎ表面の強度を強くします。
下張紙は、アクやシミを抑える効果があります。
■発泡系襖
発泡プラスチックをベースにして、チップボール紙とアルミ箔を張った襖下地です。
プラスチックの種類にはスチロールとスチレンの2種類がありますが、スチロールを使っているものが大半を占めています。
張替えができないため、古い襖紙の上から新しい襖紙を重ね張りするのが一般的です。
■段ボール芯襖
3~5層に重ねたダンボールを芯材に、 湿気防止用のアルミ箔を張った襖下地です。
張替えしにくく、 反り・ねじれが発生しやすいという欠点があります。
一方芯材を機械生産することが可能なため、コストが抑えられるという特徴もあります。
▼まとめ
完成品になると外見からは分かりませんが、襖は下地が重要です。
襖の下地には、和襖・発泡系襖・段ボール芯襖といった種類があります。
それぞれ耐久性が変わってくるため、襖を選ぶ際はどの下地を用いているのかを確認することが大切です。
『金沢屋 南区野間店』では、地域に根ざした職人による張替えを福岡市南区で承っております。
お客様のご要望に合わせて、一つひとつ丁寧に美しく仕上げてお届けいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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