「引っかかって襖が外せない」「襖がスムーズに滑らない」など、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
無理に襖を外そうとすると、襖周辺を破損させてしまう恐れがあるほか、ケガをしてしまう可能性もあります。
そこで今回は、襖の外し方と外れない時の対処法について紹介します。
▼襖の外し方
■1人で襖を外す場合
①襖を敷居の中央に移動する
②襖を上に持ち上げる
③襖の下側から手前に引き込む要領で引っ張る
基本的にはこの方法で襖が外れますが、建物や襖自体に歪みが生じている場合は、襖を斜めに引き出せない場合もあります。
■ジャッキを使用し2人で襖を外す場合
①敷居と鴨居の間にジャッキをセットする
②つっかえ棒を鴨居とジャッキの間に入れジャッキアップする
③取り外しに十分な高さになったら、もう一人が襖を外す
ジャッキアップの作業と襖の取り外しをそれぞれ別な人が行うことで、安全に取り外すことができるでしょう。
ただし、鴨居に亀裂が入ったり割れてしまったりする場合もあるので、慎重に行う必要があります。
▼襖が外れない時の対処法
襖の滑りが悪い時や外しにくい時は、敷居にロウを塗ることで外しやすくなります。
ただし、ロウの色が敷居に残ってしまうことがあるため、白色の物を使用するのがオススメです。
また戸襖の場合は、戸車にホコリが溜まっている場合もあります。
掃除機やホウキを使い、溝部分からホコリをかき出すように掃除すると外しやすくなるでしょう。
▼まとめ
襖の外し方は、襖を中央に移動し上に持ち上げ手前に引き込む要領で引っ張ると、外すことができます。
なかなか自分で外すことができない時は無理をせず、業者に依頼して外してもらうと安心です。
『金沢屋 南区野間店』では、建具の修理や交換・新調などさまざまな施工を承ります。
地域の皆様が楽しく豊かな暮らしができるようサポートいたしますので、ぜひお問い合わせください。