襖の和紙の貼り方とは

query_builder 2024/05/01
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襖は和室の間仕切りや押し入れに使われる、和の建具です。
単に建具としてだけではなく、一つの美術作品のような魅力もあります。
この記事では、襖の和紙の貼り方について解説いたします。
▼和紙の貼り方
■総模様
総模様は、襖全体に絵柄が貼られています。
部屋のアクセントになり、汚れが目立ちにくいのが特徴です。
また、室内全体の雰囲気を引き締めます。
■腰模様
引手より下の部分に絵柄が貼られているものを、腰模様といいます。
丈の長さによって、空間を広くみせることも可能です。
腰模様は二尺(60cm)未満のものがほとんどですが、引手より高いものも個性的な印象を与えます。
■帯模様
人の手が触れ汚れが一番付く場所は、引手周辺です。
帯模様は汚れを目立たせないために、引手を中心に模様のあるタイプや色の濃い襖紙が貼られています。
模様の位置が引手中心の引手帯模様と、下の縁から25?30cmほどあげて、約30cmの幅で模様をつけた腰帯模様などがあります。
色のコントラストや帯幅や高さを変えることで、さまざまなバリエーションを楽しめます。
■袖模様
袖模様は帯模様と同様で、引手を中心に襖の模様が貼られています。
違いとしては、襖の右側・左側の片方にのみ縦に模様が描かれています。
佇むような風情で、品のある小粋なものが多くみかけられます。
▼まとめ
襖を張替えることにより、模様替えのような感覚で部屋のイメージを変えられるというメリットがあります。
貼り方には総模様・腰模様・帯模様・袖模様などがあり、絵柄の位置や丈の長さなどにより部屋の雰囲気も変えられます。
『金沢屋 南区野間店』では襖や網戸の張替えを専門に行っており、住まいの生活環境を整えております。
豊富に商品を取り揃え、ご自宅の雰囲気や生活環境に合ったプランを提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

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