襖の反りや歪みが起こる原因について

query_builder 2024/05/08
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押入れや部屋の出入り口などに用いられる襖は、年月によって反ったり歪んだりする場合があります。
襖に反りや歪みが起こる原因はさまざまですが、具体的にはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は、襖の反りや歪みが発生する代表的な原因について紹介します。
▼襖の反りや歪みが起こる原因
■施工不良
反りや歪みが生じるもっとも多いケースとして挙げられるのが、襖紙を片面だけ張替えた場合です。
見えている部分だけ張替えてしまうと、襖表面の均衡が取りづらくなり反ってしまいます。
また襖を合わせる際、鴨居・敷居と合わせて垂直に設置しないと、後になって全体が歪んでしまうケースも少なくありません。
■乾燥や湿度
襖に使用されている紙や木材は、湿度によって変化が起こりやすい特徴を持つ素材です。
湿度の高い状態や乾燥を繰り返すことで、膨張・収縮を繰り返して歪むケースもあります。
■劣化
枠や格子など襖内部の骨組みとなる部材が劣化することによって、反りや歪みが生じる場合があります。
また経年劣化で鴨居や敷居が反ったり歪んだりしていると、襖にも影響が生じてしまうでしょう。
■外力
地震や突風などの外力で建物全体に歪みが生じると、襖にも反りが起こります。
そのほか物が襖に倒れたり強く開閉することも、反りや歪みが起こる原因のひとつです。
▼まとめ
襖の反りや歪みが起こる原因は、施工不良や湿度・劣化・外力によるダメージなどが原因です。
いくら襖の扱いに気をつかっていても、年月により反りや歪みが発生することも考えられるでしょう。
もし襖になんらかの不具合が生じた場合は、お気軽に『金沢屋 南区野間店』までご相談ください。
張替えのプロとして一つひとつ丁寧に作業を行い、長くきれいな状態が続くよう適切に施工いたします。

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