引手の役割とは

query_builder 2023/12/23
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引き戸形式の襖に用いられ指や手を掛ける部分を引手と言い、開け閉めの際に使用されます。
木製・金物・掘り込みなどさまざまなものがありますが、実用面だけではなく他の役割もあることをご存じでしょうか。
今回は、襖の引手が持つ役割について紹介します。
▼引手に役割とは
■開閉の実用性
凹凸のない襖は、引手がないと開け閉めしにくくなってしまいます。
引手は2枚の襖がすれ違う際に引っかからないように、掘り込みを施し取り付ける平たいデザインになっているのも特徴です。
このように引手は、襖をスムーズに開け閉めする際に役立っています。
■襖紙の防汚
襖を開け閉めする際に、直接襖紙に触れるのを防いで手垢や汚れから襖紙を守るのも引手の役割です。
また引手にホコリが溜まりにくいように、塵落としが施されているものもあります。
引手には小さなものから大きなサイズまであるため、手の大きさに合わせて選ぶのもおすすめです。
■装飾性
木製・金物・プラスチックなど、引手の材質やデザインにはさまざまなものがあります。
引手は襖紙の色柄を引き立てるだけではなく、和室全体のアクセントになる装飾性も役割のひとつです。
丸や四角のデザインが一般的ですが、植物・月・鳥などに型どってあったり絵柄が入っていたりするものもあります。
▼まとめ
引手にはスムーズに襖を開けたり閉めたり襖紙の汚れを防ぐほか、装飾性の役割も担っています。
さまざまなデザインや大きさがあるため、お部屋の雰囲気や襖紙のデザインに合わせて選ぶのもおすすめです。
『金沢屋 南区野間店』では、お部屋の雰囲気やニーズに合わせた障子や襖の張替えなどを行っております。
襖紙の張替えに合わせて、引手に関するご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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